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「福島第一原発事故はチェルノブイリ事故と同等か?」

2011年04月12日( http://blog.ontheroad.jp/2011/04/post_132.html )



本日、原子力安全・保安院福島第一原発事故について、国際的な基準(INES)に基づく事故の評価を、最悪のレベル7に引き上げると発表しました。

東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故・トラブルに対するINESの適用について


今後恐らく、チェルノブイリ事故と同等に危険だ!との論調での報道がなされると思いますが、個人的には全く別の事故(チェルノブイリと同等の被害はない)だと思っております。

#私は東京在住のため、東京目線での記事になっています。原発周辺地域などでは事情が違うと思います。

チェルノブイリ事故について、簡単に私の理解を説明すると、

1. 原子炉の運転中に(核分裂中に)制御不能となった。
2. チェルノブイリには格納容器がなかったため、破壊された原子炉が大気にさらされた。
3. 核分裂中の活発な状態で、ヨウ素プルトニウムなどの放射性物質が大量に放出された。

という理解をしています。

一方で福島第一原発では、地震発生直後に原子炉には制御棒が挿入されて緊急停止をしました。制御棒は核分裂に必要な中性子を吸収しますので、核反応は抑制され核分裂は地震直後に止まったものと思われます。

2つ目に、福島第一原発では、圧力容器の外側に、チェルノブイリにはなかった分厚いコンクリートで覆われた格納容器があります。今現在、燃料棒は破壊され(メルトダウン)、圧力容器の底にも穴が開いて、放射性物質原子炉から漏れていることは確実ですが、格納容器があるために大気にさらされているわけではありません。

しいていえば使用済み燃料プールは大気にさらされていますので、こちらは原子炉とは事情が違いますが、夜を徹した放水作業などにより十分冷却されていると思われますので、こちらも特に問題はないと思います。

まとめるとチェルノブイリ

1. 活発に核分裂が起こっていた状態で、
2. 原子炉が破壊されたため、大気にさらされた

ことによって、放射性物質が一気に放出された。

福島第一原発では、

1. 核分裂は地震発生直後に収まった。
2. 原子炉は(穴は空いちゃったけど)大気にさらされていない

よって、チェルノブイリのように一気に放射性物質が大気中に放出されることはない。

以上が、チェルノブイリ事故福島第一原発事故は同一ではないと私が考える根拠です。

資産運用・投資もそうですが、色々な立場の人たちが色々なことを言います。ステレオタイプのように連日報道されれば、そうなのかなぁという気にもなりますし、それなりの肩書を持った人の発言であればそれなりの信憑性を持ちます。

ただ、情報社会と呼ばれる現代において、多くの情報の中から「自ら内容を理解し」「自分なりの考えを持ち」「それに基づいた行動をする」ということが、とても重要なことだと思います。




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