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「EUR(ユーロ)の正念場」

2010年02月27日( http://blog.ontheroad.jp/2010/02/1eur1usd.html )



市場に強い影響力を持つ一部のヘッジファンドが、大量のユーロ売り注文を出しているそうで、EUR(ユーロ)の対USD(米ドル)相場は昨年12月に1EUR=1.51USDで推移していましたが、現在は1EUR=1.35USDに下落しています。


270億ドルの資産を運用するジョージ・ソロス氏は先週、欧州連合(EU)がギリシャをはじめとする域内の財政問題を解決できない場合、「EURは崩壊する可能性がある」と発言しています。

ジョージ・ソロス氏は1992年にGBP(ポンド)を大量に売り浴びせました。その結果GBPは崩壊し、欧州為替相場メカニズム(ERM)からの離脱を余儀なくされました。ソロス氏はこの取引で1,000億USDの利益を上げたといわれています。

ただ、EURに関しては1日あたりの取引額が1兆2,000億USDととても大きいので、GBPのように特定のファンドの標的となって、GBPと同じ運命をたどる可能性は低いでしょう。

しかし「現在のマーケットに対する見方 その5」に書いたように、EURはある種の固定相場制と同じです。

この仕組の中で、財政難に陥っているギリシャスペインポルトガルイタリアなどの財政を立て直す事ことは大変です。

今回のギリシャ債務危機で直ちに「EUR崩壊」とのシナリオになるとは思いませんが、いずれにしてもEURのひとつの正念場であることに違いはありません。

1EUR=1USD程度まで下落する可能性も十分にあると思います。




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