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「日本航空(JAL)の破綻と上場廃止で感じる時代の変化」

2010年02月20日( http://blog.ontheroad.jp/2010/02/19.html )



昨日19日をもって、日本航空(JAL)株式の取引が終了しました。日本の空を支えただけでなく、一時期は株式市場でも代表銘柄だったJALは、1961年の東証2部上場以来、48年間に及ぶ上場企業の歴史に幕を下ろしました。


日本航空は1月19日に会社更生法の適用を東京地裁に申請し事実上の破綻をしました。

負債総額は2000年に倒産した百貨店のそごう(グループ22社合計で約1兆8,700億円)、2001年に倒産した大手スーパーのマイカル(負債総額1兆6,000億円)を上回る約2兆3,221億円で、事業会社の経営破綻(はたん)としては戦後最大の破綻です。

日本航空の破綻は世界の航空業界にもインパクトを与えました。

2008年4月に当時全米5位のノースウエスト航空との合併を発表して世界最大の航空会社となったアメリカのデルタ航空の役員が毎週のように日米を往復し、六本木のホテルに陣を構え、日本航空に1,000億円規模の出資を打診するなど、強気の姿勢で提携獲得を目指しました。

それほどデルタ航空は日本航空との提携が重要でした。

しかし日本航空の稲盛和夫新会長の意向によって、これまで長らく続いてきたAMR傘下アメリカン航空との提携を維持することになりました。

今回の日本航空の破綻は歴史的破綻です。日本航空が破綻するはずがないとの「常識」を覆し、今回破綻に至りました。確実に時代は変化しています。10年後の日本は、今の常識が非常識になるくらいに価値観もライフスタイルも変化しているでしょう。

日本航空も今までの企業文化や常識にとらわれず、新生日本航空として生まれ変わり、世界の空を飛び続けてほしいと思います。





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