スポーツの祭典、オリンピックが開会しました。
今回のオリンピックの開会式は、とにかく「でかい」「高い」「多い」開会式でした。
特に、人・人・人・・・。演者の多さには度肝を抜かれました。
頭では世界人口の5人に1人は中国人、ということをわかっているつもりでも、実際にあれだけの人間をみたら圧巻です。
さらに、あれだけの人間が一体となって、次から次へと演目が変化していく様子は圧巻で、ある種の威圧感さえありました。
今、日本でオリンピックをやった場合、そもそもあれだけの人間が集められるのか?集まったところで、あれだけ統制された動きができるのか?
演じていた多くの人は軍人だそうです。
中国は共産国家だから、ほとんど強制的に演じさせた、という意見もあります。
それが良いか悪いかは別にして、あれだけの数の人間が、(それが強制であろうが)一体となってひとつのものを作り上げる力。
やればできるんじゃん。
日本では、北朝鮮拉致問題、中国毒入り餃子問題、など、アジア諸国を敵視する報道が多いですが、これらばかりに固執していると本当にアジアから取り残されてしまうのではないかと危惧してしまいます。(もうすでに・・・)
超大国アメリカが、世界で一番重要視している国(地域)は中国です。
ヨーロッパ諸国が、世界で一番重要視している国(地域)は中東諸国です。
世界中が中国を重要視する意味は、政治・経済のウンチクを聞くよりも、あの開会式を見せられたら、納得です。
今現在は世界第二位の経済大国な日本。
昔はよかったよね・・・。などという会話が20年後、30年後に我々日本人の中で囁かれている光景が目に浮かびます。
まぁそんな話はさておき、オリンピックでは純粋にアスリート達を応援したい。オリンピックに参加する選手には4年間頑張ってきた成果を力いっぱい出し切って欲しいですね。