MSCIバーラ (モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル・バーラ)が、韓国やイスラエルなどのMSCI指数を先進国指数に組み入れるための検討作業に入ったそうです。
MSCIバーラによると、同社がMSCI指数を公表してから20年経過しており、これらの国家経済と市場が成長していることを考慮し、市場参加者らと一部指数の変更を検討する予定とのこと。
関連リンク:Classification of Markets in the MSCI Equity
Indices | January 2008
昨年からいろいろと憶測(思惑)がありましたが、いよいよ韓国が先進国インデックス(MSCI WORLD INDEX)に組み込まれるかもしれません。
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現在、韓国は途上国として分類されていますが、先進国として分類されれば、インデックス運用をしている機関投資家らの韓国株の組入れ比率が高まり、この需要によって株価が上がると思われます。
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逆に、韓国が先進国に区分され、途上国から離脱すると、アジア地域の途上国に韓国は25%程度含まれていますので、アジア地域の途上国のボラティリティーが高くなってしまうと予測されます。
MSCI EM ASIA INDEX(アジア・オセアニア地域の途上国全体) に連動するファンドや、それをベンチマークとしているファンドを保有している方は、韓国の動向を注視しながら柔軟な対応が必要かもしれません。
かくいう私も(アクティブファンドですが)MSCI EM ASIA をベンチマークとするファンドを保有していますので、柔軟に対応したいと思います。
情報早いですね! 私はiShares MSCI Pacific ex-Japan (EPP)を保有しています。韓国がEPPにも組み入れられるのは嬉しいです。反面iShares MSCI Emerging Markets Index (EEM)の資産価値が減るのかと心配です。どうなんでしょうか? 御存知でしたら教えて下さい。
投稿者:ドクター・イエロー | 2008年01月28日 20:23
まだ韓国が先進国に区分することが決定したわけではありませんので。念のため・・。
っで、仮に先進国に区分されるとした場合でも(理屈上は)EEMの資産価値が減るわけではありませんし、逆にEPPの資産価値が増えるわけでもありません。
ただ、世界全体(MSCI AC WORLD)に占める途上国(MSCI EMEARGING MARKET)の割合が相対的に減ることになりますので、インデックス運用を主体としている投資家(機関投資家など)は、途上国のポーションを減らすと思われます。
世界中のMSCIインデックス連動のインデックスファンド(含むETF)の資産残高全体のうち、先進国インデックス運用のファンドが途上国インデックス運用のファンドよりも、MSCI AC WORLDに締める割合以上に資産残高が大きいと仮定すれば、韓国株マーケットの買い需要が増えることとなります。
ただ、EPPもEEMも(あるいはそれ以外のインデックスファンドの多くが)いわゆる「完全法」で運用されているわけではない(はず)ですから、そのあたりの需給関係がどれほど価格に影響するかはわかりませんし、それぞれのインデックスファンド(含むETF)によっても違いがあると思います。
投稿者:管理人 - (ひ) | 2008年01月28日 20:51
管理人さま
早速の御教示ありがとうございます。読んでみて、杞憂だったと安心しました。
さらに考えてみると、韓国が先進国に入ることにより、インデックス運用を主体としている投資家(機関投資家など)は、途上国のポーションを減らしますが、一方、EEMに新しい国が組み込まれることも、これからもあるでしょう。なおさら、資産価値がどうなるかわからないですね。
投稿者:ドクター・イエロー | 2008年01月31日 12:40
昨年まで途上国を対象とするEEMが大きく成長しましたが、最近MSCI Frontier Index が新設されていることに気が付きました。
国連で定義されているところの「後発発展途上国」に該当するような国(と地域)で構成されるインデックスのようです。Emerging の中の Emerging みたいな・・
まだ、MSCI Frontier Index に連動するファンドは無いと思いますが要注目ですね。
MSCI Frontier Index の構成国はMSCI インデックスの構成国と構成比率(グローバル)をご覧ください。
投稿者:管理人 - (ひ) | 2008年02月01日 11:37