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「政策金利 - FRBが0.75%の緊急利下げ実施」

2008年01月23日( http://blog.ontheroad.jp/2008/01/frb075.html )



昨日、米連邦準備理事会(FRB)が、過去23年余りで最大の引き下げとなる0.75%の利下げを実施して、FF金利を3.5%に引き下げました。


ロイターの記事によるとFOMCは声明で、

「経済見通しが弱まり(a weakening of the economic outlook)、成長の下向きリスクが高まる(increasing downside risks to growth)との見方で今回の措置をとった」とし「短期金融市場のひっ迫は若干緩和したが、金融市場全般の状況は引き続き悪化しており、一部の企業や家計にとって信用は一段と収縮した」

と指摘しているようです。

また、金利先物市場では、年央までにFF金利は2.25%程度まで引き下げられるとの見方をすでに織り込んでいるそうな。

昨日のチャイナショックから一夜明けた本日のマーケットはアジアを中心に反発をし、一応FRBの利下げを好感しているようです。

ただ、下落トレンドは当分続くものと思われます。米経済のリセッション(景気後退)懸念が払拭しないことには収まらないでしょう。

ちなみにリセッション(景気後退)とは、2四半期連続でマイナス成長が続くことを指しますので、四半期ごとの実質GDP成長率は要注目です。

世界の大手銀行や金融機関の団体である国際金融協会(IIF)は、2008年の米経済について、サブプライムローン問題の影響が長引き金融市場混乱の影響による損失は膨らむものの、リセッションをかろうじて回避する、との見通しを示していますし、

一方でFRB元議長グリーンスパンが今月15日の米WallStreetJournal誌のインタビューで、リセッション入りの可能性は50%のままだとしつつも、昨年12月の失業率(5.0%)が11月の失業率(4.7%)に比較して高くなったことなどを理由に、今後50%以上の確立となる可能性が高いとしています。

また「リセッションの局面にすんなり移行するわけではない。通常は経済環境の非連続的な動きによって局面は移行する。ここ数週間のデータは、その点において非常に特徴的である」とも指摘しています。

マーケットでは色々な見方があるようですが、どのようなシナリオになっても対応できるような、柔軟性が高く、かつ機動力のあるポートフォリオの構築とその維持に努める重要性を改めて実感しております。

個人的にはリセッション入りしてくれた方がちょっと嬉しいかも、です。




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