海外移住を目的とした資産運用 + A Place in the Sun +

「HSBC - 日本のリテール業務本格参入を改めて表明」

2007年08月01日( http://blog.ontheroad.jp/2007/08/hsbc_14.html )



昨日の日経新聞夕刊の記事によると、HSBCグループが日本で個人金融(リテール)業務に本格参入する考えを改めて表明したそうです。


HSBCグループの日本リテール業務参入のニュースは、今年の4月に英Financial Times誌が、来年(2008年)の早い時期に銀座に支店を開設し、4年間で東京、大阪、名古屋を中心に50支店を開設する、と報道していました。

関連記事:HSBC - 日本のリテール業務本格参入

その後ロイターの報道で、東京スター銀行の買収に名乗りを上げたとも報じられましたが、今回の日経の記事によると、

「銀行買収ではなく、自前で店舗を開設する」方向で準備中

との事です。

関連記事HSBC - HSBCが東京スター銀行の買収に名乗り!

これまでの報道で、日本のリテール業務は富裕層を対象とした業務に特化すると報じられていましたが、今回の日経の記事によれば

預金残高が約1200万円以上の顧客を対象に、資産運用助言、送金、クレジットカード、保険販売などの多様なサービスを提供する内容になる見込みだ。

と、その詳細が徐々に明らかとなっています。

HSBC香港が日本リテール業務を開始するにあたって、まずターゲットにしているのは、団塊の世代の退職金マーケットであることは明らかです。

団塊の世代とは、昭和22年から24年生まれの人を指しますが、この3年間に生まれた彼らの人口は、800万人強で、最近3年間の出生数は約350万人ですから、彼らがいかに大きな集団であるかわかると思います。

仮に1人あたり1,000万円の退職金をもらうとすれば、80兆円(=1,000万円×800万人)ものお金が、企業から家計に移転することとなり、そのうちの10%が投資に向かったとしても8兆円がマーケットに流入することになります。

いずれにしても、保険・カード・送金など幅広いサービスを提供するそうなので、団塊の世代でなくとも利用価値の高いサービスが提供されることを期待したいと思います。

以下、日経の記事全文です。

【ロンドン=吉田ありさ】英銀最大手HSBCは30日、日本で個人金融(リテール)業務に本格参入する考えを明らかにした。主に富裕層向けの資産運用業務を手掛ける計画で、保険商品の販売も検討しているという。外貨預金や海外投信など国外への投資を急増させている日本の個人金融資産を取り込むのが狙いだ。

 スティーブン・グリーン会長ら経営陣が明らかにした。日本での個人金融業務は「銀行買収ではなく、自前で店舗を開設する」方向で準備中といい、金融庁の認可が得られ次第、スタートする考えだ。

 HSBCは英国などの主要国以外でもアジアや中東、南米の新興国などで金融事業を展開しており、グローバルな拠点網を活用した富裕層向けサービスに強みを持つ。日本で新たに展開する個人金融業務は、預金残高が約1200万円以上の顧客を対象に、資産運用助言、送金、クレジットカード、保険販売などの多様なサービスを提供する内容になる見込みだ。

金融サービス企業のグローバル戦略―M&Aで成長するHSBC金融サービス企業のグローバル戦略―M&Aで成長するHSBC
青野 正道 北林 雅志 赤石 篤紀

HSBCの挑戦 金融サービス業の戦略思考

by G-Tools



「HSBC - 日本のリテール業務本格参入を改めて表明」のコメント

いつもブログの記事を参考にさせていただいております。
某ルートで、「7/23に規制がかけられ、日本人は現地に行ってもHSBC香港に口座開設できなくなった」と聞きましたが、関連する情報は何か掴んでいらっしゃらないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿者:情報ありませんか? | 2007年08月02日 02:47



残念ながら私にはわかりません。
HSBC香港に直接問い合わせてみることが一番ですよ。

この手の話はガセが多いですから。

投稿者:管理人 - (ひ) | 2007年08月02日 09:01



Copyright(C) 2006-2011 海外移住を目的とした資産運用 + A Place in the Sun + Allrights reserved.