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「政策金利 - 先週('07/06/2w)の政策金利(オーストラリア、ユーロ圏、NZランド、イギリス)」

2007年06月15日( http://blog.ontheroad.jp/2007/06/_07062wnz.html )



本業が多忙のためエントリが滞っていましたが・・・久しぶりのエントリです。

先週は、主要な国・地域での政策金利の発表がありました。

6月6日(水) オーストラリア、ユーロ圏(ECB)
6月7日(木) NZランド、イギリス


オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は、事前の予測どおり6.25%で据え置きを決定しました。

オーストラリア経済は引き続き堅調で、1年程度先を見れば追加利上げの必要性もあると思われますが、当面は6.25%の水準を維持するものと思われます。

→ RBAのプレスリリース


ユーロ圏の政策金利は、今年3月に0.25%引き上げられてから3.75%で維持されてきましたが、今回欧州中央銀行(ECB)は、大方の予想通り3.75%から4.00%0.25%引き上げました。

また、欧州中央銀行のトリシェ総裁は声明で「引き続き緩和気味(still on the accommodative side)」と表明し追加利上げのシグナルを送っていますし、12日にはドイツのIFO経済研究所のジン所長が、年内には4.5%まで政策金利が引き上げられる可能性を示唆しています。

さらに14日には欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるスペイン中銀のオルドネス総裁も、ユーロ圏のインフレリスクは上向きで、スペインにとって現在の政策金利(4.0%)は低すぎると発言しています。

市場の予測では、今年の9月にもさらに0.25%の追加利上げを予想しているようです。

年内に4.5%まで引き上げられるか否かが今後のユーロ圏経済シナリオの大きな分かれ目かもしれません。ちなみに私は、すでに今年から徐々にヨーロッパ地域への株式投資(ユーロ建て)資金を、徐々に債権に移行しています。

→ ECBのプレスリリース


ニュージーランド準備銀行は、現行の政策金利(7.85%)を維持するとの大方の予測に反して、0.25%の追加利上げを決定し8.00%としました。

ニュージーランドの政策金利(8.00%)は先進国の中で最高水準となっています。為替相場では日本円との金利差拡大により、日本円が売られニュージーランドドルが買われる結果となり、円安ニュージーランドドル高が急速に進んでいます。

その結果、11日に、ニュージーランドドルが1985年に変動相場制へ移行してから初めて、中央銀行によるニュージーランドドル売りの為替介入をしたことが確認されました。

ニュージーランド準備銀行のボラード総裁は「6月の金融政策声明でも述べたように、われわれは現在の為替相場水準は異常で、経済ファンダメンタルズに照らして正当化できないと考えている」と指摘しています。

→ ニュージーランド準備銀行のプレスリリース


イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は、大方の予測どおり、現行の5.50%で据え置きを決定しました。

ただ、ユーロ圏と同様にイギリス経済は順調ですが依然としてインフレ目標の許容範囲条件(3.0%)を突破している状況にあり、今年夏頃には5.75%の水準に引き上げられるだろうと思われており、為替市場も完全にそれを織り込んでいるものと思われます。

ポンド円も240円代どころか、242円の水準まで高くなっています。
→ BOEのプレスリリース


当ブログの政策金利は以下の数値を用いています。
※アメリカ・・・FFレート(Federal funds rate)
※カナダ・・・翌日物金利
※日本・・・無担保コール翌日物(O/N Call Rate Target)
※韓国・・・コールレート翌日物誘導目標
※中国・・・法定貸出金利
※香港・・・割引基準金利
※シンガポール・・・翌日物金利
※オーストラリア・・・キャッシュレート誘導目標(Cash Rate Target)
※NZランド・・・キャッシュレート(OCR:Official Cash Rate)
※ユーロ・・・定例オペ金利(Main refinancing operations Minimum bid rate)
※イギリス・・・市場貸出金利(Current Bank Rate)
※スイス・・・3ヶ月物市場金利(LIBOR)の誘導水準




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