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「政策金利 - SNB(スイス中央銀行)が0.25%の利上げ」

2007年03月16日( http://blog.ontheroad.jp/2007/03/_snb.html )



15日、スイスの中央銀行であるSNB: Swiss National Bank(スイス中央銀行)にて四半期に一度の政策会合が開かれ、憶測どおり0.25%の利上げが決定されました。その結果、3ヶ月物市場金利(LIBOR)の誘導水準が2.00%から2.25%となりました。


SNBは2005年12月以来、5会合連続利上げを実施しています。

SNBの政策スタンスは引締めの方向ですが市場の見方は2分しています。

今月6日に発表された同国のGDPはアナリストの事前予想を下回り、2006年第1四半期から連続してその伸び幅を縮小させている一方で、失業率は依然低水準にあり、労働市場からのインフレ上振れ圧力を示唆しています。

前者の成長率に主眼を置くならば利上げは必要なく、後者のインフレ上振れ圧力にそれを置くのであれば、利上げが継続されたとしてもサプライズではありません。

かつては有事のドル買いと言われましたが、2001年9月の米同時多発テロ後は、ドルが売られスイスフランが買われました。永世中立国であることから地政学的リスクが高まったときにリスク回避通貨として買われる傾向にあると言えます。ユーロへの参加が取り沙汰されていますので、その動向に注目されます。

また、欧州市場全体にとっても、スイスフランの動向は重要です。

欧州(特にハンガリーなど高金利の国・地域)では、低金利のスイスフラン建てのローンの比率が非常に高くなっていますので、今後、スイスフランの利上げが継続されれば今アメリカで問題となっているサブプライムローン問題と同様な問題が発生する危険性もあり、それが欧州の好景気に水を差す危険性があります。

つまり、日本円と同様、低金利のスイスフラン建てで(本質的には)キャリートレードをしている人が多いということです。

今回の利上げにともなって、世界のインフレ率と政策金利を更新しましたのでご覧ください。
※それにしてもこのページは見ずらい・・・




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