今回は、リバースモーゲージの一般的な利用要件と融資形態についてエントリします。通常の住宅ローン(フォワードモーゲージ)と同様に、リバースモーゲージは誰もが利用できるわけではなく、利用要件が定められています。
もちろん通常の住宅ローンでも審査はありますが・・・。
このエントリでは標準的な利用要件と融資形態を掲載しますが、金融機関・地方自治体などによって、その利用要件や融資形態はそれぞれ違います。
ここに書かれている利用要件を満たしていなくとも、リバースモーゲージを利用できる可能性はありますので、それぞれの取り扱い機関で確認をしてください。
さまざまなリバースモーゲージ商品がありますので、一概に利用要件を定義することはできませんが、多少の差はあれ、ほとんど変わりませんので一般的な利用要件を示します。
一般的に、リバースモーゲージを利用しようとする人は、60歳以上の住宅所有者であり、さらに所有する住宅を主たる住居にしている必要があります。
もちろん、リバース・モーゲージにおける対象不動産には制限があり、物件の評価額がおよそ3,000万円程度の不動産。また、一戸建て住宅は対象となるけど、マンションなどは不可というような場合もあります。
さらに担保となる住宅は、住宅ローンが完済されたかほぼそれに近い状態であることが必要とされることが多く、万一住宅ローンが完済されていない場合には、リバースモーゲージ契約の締結前に完済するか、もしくはリバース・モーゲージ契約の中で、一時金の形で融資を受け、これを用いて完済しなければなりません。
融資形態もさまざまですが一般的には、以下の4つに大別できます。
① 一時金融資
リバースモーゲージ契約の当初に一括して融資金全額の融資を受けられる方式。
② 極度額融資
融資限度額を超えない限りにおいて、リバースモーゲージ契約の期間中いつでも任意の金額の融資を受けられる方式。
融資限度額とは、担保に差し入れた不動産評価額の70%~80%とされることが多いようです。
③ 定額融資
所定の期間、もしくは利用者が自宅に住み続ける限り終身にわたって、例えば月に1回や、年に1回など、決められた日に一定額の融資を受けられる方式。なお、融資金によって別途年金商品を購入する方法もあります。
この場合でも、融資限度額は当然定められており、融資限度額を元に融資日(毎月や年1回など)と融資金額が決定されます。
④ その他
上記①~③を組み合わせた方式。
次回は、リバースモーゲージのメリットとデメリットについてエントリします。(多分)