マネー・ロンダリング対策に取り組む国際的機関であるAPG(Asia Pacific Group on Money Laundering)についてご紹介します。
FATFが世界的なマネー・ロンダリング対策に取り組む中、アジア太平洋地域に特化したマネー・ロンダリング対策の推進を図るべく、FATF型の地域体(注:FATFの下部機関ではない)として、1997年2月「アジア太平洋マネー・ロンダリング対策グループ」(APG; Asia Pacific Group on Money Laundering)が正式に発足し、1998年3月に第1回年次会合が開催されました。
なお、2001年9月のテロ事件及びFATFのテロ資金対策へのマンデート拡大を受けて、APGとしてもテロ資金対策に取り組むこととなっております。
相互審査
メンバー同士でマネー・ロンダリング・テロ資金対策に関する措置・環境について審査。
情報交換(タイポロジー会合・現状報告)
マネー・ロンダリング・テロ資金供与の犯罪手法の例示や法制度の現状について情報交換。
マネー・ロンダリング・テロ資金対策の技術協力・研修
マネー・ロンダリング対策後進国の担当者等を集めるセミナー等を行う。また、被援助国とドナー側との会合や援助実績・予定調査等を通じて、効率的な支援調整。
※ちなみに、平成16年7月から平成18年7月までの間、日本はオーストラリアとともに共同議長国を務めました。
2003年9月 第 6回年次会合(マカオ)
2004年6月 第 7回年次会合(ソウル)
2005年7月 第 8回年次会合(ケアンズ)
2006年7月 第 9回年次会合(マニラ)
2007年7月 第10回年次会合開催予定(インドネシア)
【APGメンバー(32か国・地域)】
アフガニスタン、オーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、カナダ、カンボジア、台湾、クック諸島、フィジー、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マカオ、マレーシア、マーシャル、モンゴル、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、ニウエ、パキスタン、パラオ、フィリピン、サモア、シンガポール、スリランカ、タイ、トンガ、米国、バヌアツ
【オブザーバー(8か国及び15機関)】
フランス、キリバス、ラオス、モルディブ、ナウル、パプアニューギニア、英国、ベトナム、(以下国際機関等)ADB、APEC、ASEAN、カリブ海FATF、英連邦事務局、エグモント・グループ、FATF、IMF、インターポール、OGBS、PFTAC、太平洋諸島フォーラム事務局、UNODC、世界銀行、WCO