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債券
非常に地味な金融商品でありますが、その仕組みはなかなかどうして、金融工学チックで知的なにおいがプンプンします。(オイラだけ?) |
フレディマックとファニーメイ その2(米国政府の対応と米国株への投資スタンス)
アメリカのフレディマックとファニーメイの概要と現在の問題について前回エントリしました。今回は、その点を鑑みて、私の米国株式投資のスタンスについてエントリします。
前回のエントリ(フレディマックとファニーメイ その1(概要))にも書いたとおり、フレディマックもファニーメイについても、アメリカ政府は一株も保有していません。正式には、フレディマックもファニーメイもアメリカ政府とは独立した機関です。
よって、法的な義務や資本関係の有無だけで言えば、アメリカ政府は両社を救済する義務など何もありませんが、フレディマック(またはファニーメイ)が破綻してしまえば、アメリカ経済はもとより、世界経済が大混乱に陥る事は明らかなので、アメリカ政府としても見殺しにすることはできません。
現実的には、アメリカ政府はこれら法人を潰すわけにはいきませんから、最終的には公的資金を投入してでも救済するでしょう。
一部では、政府は救済すべきではない、だとか、民間は民間にまかせておけ、ダメな会社は潰せばいい、などとトンチンカンなことを言っている人たちもいるようですが、そんな対応は非現実的だと思います。
昨年からのサブプライムローン問題について、どこかで(日本の不良債権問題と同じように)アメリカ政府による公的資金の注入の必要性が求められています。
しかし、来年1月に任期が終わるブッシュ大統領としては、任期中にあまり大きな施策は打ちたくない(任期中は無難にやり過ごしたい)という事が本音だと思われ、次期大統領にバトンタッチするまでは、公的資金の注入はないだろう、ゆえに、サブプライム問題に端を発する一連の問題は、(少なくとも)大統領が変わるまで解決はしないだろう、と考えています。
現在、私は米国株にはほとんど投資していませんが、今年3月の「現在のマーケットに対する見方 その3」というエントリにて、
購入を開始する時期はまだ決めていませんが、今年の春から夏ぐらいの間にはドルコスト平均法での購入を開始できるかな、と考えています。
と書きました。結論から言うと、米ドルはドルコスト平均法で購入していますが、米国株は購入していません。ただ、米国株の購入を止めたわけではなくて、購入開始時期をはやくても、10~12月頃、遅いと来年1月~3月くらにしようかなと思っております。
いずれにしても、まだまだ米国株式の下振れリスクは大きいのかな・・・と。
一連のエントリで取り上げた、フレディマックとファニーメイ
の落ち着きどころ(とその時期)がある程度見えるまでは、米国株の購入を見合わせたいと思っております。
前後のエントリ
前のエントリ: フレディマックとファニーメイ その1(概要)
次のエントリ: 原油価格120ドル割れ
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