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投資戦略

何事にも戦略は必要です。ただ、難しく考える必要はありません。最低限のお金の知識・運用の知識などを持ち合わせればあとは自分がどうしたいのか?ということだけです。



現在のマーケットに対する見方 その5


現在のマーケットに対する見方 その4の続きです。






今回は、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)について、私の考え方をエントリします。

昨今、世界各国政府が外貨準備に占めるユーロの割合を高めていることなどを理由に、ユーロが世界の基軸通貨となるのでは?などと考える人たちも多くいるようです。

昨夏以降の、米ドル全面安の状況は、その意見に説得力をもたせます。

ただ、個人的にユーロには致命的な弱点(となりうる点)があるとも思います。

ユーロは、ユーロ参加国にとっては(ある意味)固定相場制なわけで、(一部の特殊な環境を除いて)固定相場制は上手く機能しません。(中国のように極端な外貨規制をすれば話は別ですが、今からそのような規制をする事は非現実的です。)

つまり、ユーロに対する最大の懸念は、(ある意味)固定相場制のもと、ユーロ圏経済がちゃんとコントロールできるのか?ということです。

固定相場制の問題点は、経済状況に応じた金融政策(金利の上げ下げ)ができないことです。

通常、各国の中央銀行は自国の経済状況に応じて金利を引き上げたり引き下げたりと金融政策を行います。

景気が過熱してきたな、インフレ圧力が高まってきたな、となれば金利を引き上げますし、景気が低迷してきた、となれば金利を引き下げて設備投資を促します。

固定相場制の場合(ユーロ採用国の場合)、自国経済が低迷している、よし金利を引き下げて経済を刺激しよう、としても自国経済の都合で金利の操作ができません。

金融政策がとれないどころか、自国の経済が停滞しているなどの理由で金利を引き下げたいような場面でも、ユーロ圏全体がインフレ気味だったりすると、自国の意思には関係なく、利上げが実施されてしまうかもしれません。

欧州最大の経済大国であるイギリスがユーロを採用しないのも、この理由が最も大きい理由のひとつです。

ということで、今後東欧諸国をも巻き込んで、どんどん拡大しようとしているユーロ圏ですが、拡大するメリットよりも、多くの国・地域を(ある意味)固定相場制に巻き込んでしまうリスクのほうが、より大きいような気もします。

この点がうまく機能するならば、ユーロが世界の基軸通貨になる日がくるかもしれませんが、現在はまだわかりません。

一方、米ドル

世界の基軸通貨争いがどうなるのか?その動向を興味深く観察しています。個人的にひとつの大きなポイントとしてサウジアラビアの動向に着目しています。

21世紀は資源戦争であると言われるほど、地球上の資源は枯渇状況にあり、資源の重要性は益々高くなるばかりです。資源の中でも石油は最も重要な資源のうちの一つで、その石油の世界一の埋蔵量を誇るのがサウジアラビアです。

現在、米ドルペッグ制をとっている(サウジアラビアの通貨)リヤドが、米ドルペッグを解消となれば、同様にドルペッグ制を維持している、多くのペルシャ湾岸諸国で、一気にドル離れが進むと思われます。

それらペルシャ湾岸諸国が米ドルに見切りをつけてしまえば、米ドルが世界の基軸通貨という立場から陥落するシナリオは十分考えられます。

石油など資源を背景とした政府系ファンド(SWF)が、世界での存在感を急速に増している事は、日々報道されているとおりです。今やオイルマネーは、世界経済を左右する力(影響力)を持っているといっても言い過ぎではないかもしれません。

さわさりとて、そう簡単にサウジアラビアはドルペッグ制を放棄できないとも思います。

例えば、サウジアラビアが、米ドルペッグを放棄しま~す。とある日突然発表しようものなら世界経済は大混乱に陥るでしょう。

サブプライムローン問題の比ではありません。

だから、ある日突然・・・などということはないと思います。現実的にやるとすれば、段階的にリヤドを切り上げていくことですが、これもそう簡単にはできない理由があります。

サウジアラビアは日本と同じで、アメリカ軍が駐留していないと国家としての平和が保てません。また、石油を掘り出す技術も、アメリカの助けがあればこそだったりもします。

というように、政治的なつながりを鑑みた場合に、そう簡単にアメリカとの関係を壊すわけにはいかないのです。

じゃあ、結局どうなるの?米ドルなの?ユーロなの?ってことですが、そんなことは「わかりません」(笑)

ただ、ひとつ言えることは世界の基軸通貨としての米ドルの地位が不安定である(磐石ではない)、ということです。

っで、我々個人投資家にとって重要な事は、そのような状況の中、自らのポートフォリオの通貨比率をどうするのか?ということが重要なのであります。

ということで、個人的には、これら状況を踏まえ、かつ自らのライフプランのシナリオを勘案して、通貨比率は、現在のマーケットに対する見方 その4で書いたとおり、

米ドル50%弱程度、ユーロ50%弱程度、その他通貨をちょっとだけ、という通貨構成でポートフォリオを維持していきたいと考えています。




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コメント (4)

結局完璧な通貨など無いのですが
米ドルもユーロも人民元も不安が残りますよね。
私は米ドル、ユーロ、豪ドル等に分散しておりますが
通貨の信頼性が揺らいでいる時こそゴールドかな?っと
思ったりもしています。
東証で金ETFの取り扱いが始まれば購入しようかと
思ったりもしています。

投稿者:TK | 2008年06月11日 16:06

TKさん、こんにちわ

ゴールドの取引は、対米ドル取引じゃなかったでしたっけ?もしそうだと、ゴールドも円/ドルの為替相場に影響を受けてしまいます。

今のマーケット環境であれば、日本円を保有してダンマリを決め込む事が吉かもしれませんね。

そういいつつ、私はおとなしくできていませんが(笑)

投稿者:管理人 - (ひ) | 2008年06月11日 17:43

いつも楽しみにしています。
頑張ってください。

投稿者:r.t | 2008年06月11日 18:55

r.t さん、こんにちわ

楽しみにして頂いてありがとうございます。とても励みになります。

最近更新できていなくて恐縮ですが、ぼちぼち更新していきますので今後ともよろしくです。

投稿者:管理人 - (ひ) | 2008年06月12日 12:27

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