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投資戦略
何事にも戦略は必要です。ただ、難しく考える必要はありません。最低限のお金の知識・運用の知識などを持ち合わせればあとは自分がどうしたいのか?ということだけです。 |
現在のマーケットに対する見方 その3
現在のマーケットに対する見方 その2の続きです。
現在のマーケットに対する見方 その1では、現在の金融システム(リスクマネーマーケット)が混乱している状況についてエントリしました。
現在のマーケットに対する見方 その2では、その混乱して状況の中、政府系ファンド(SWF)が純投資として欧米企業(金融機関など)へ巨額の投資を行っている、とエントリしました。
今回は、このようなマーケットに対する見方がそれなりに間違っていないとの前提で、私がどのようにポートフォリオを変化させようとしているのか?についてエントリします。
まず、第一に私がやっているのは、ポートフォリオの外貨比率の引き上げです。
今までは(ポートフォリオを組成して以来)、数年間にわたって外貨比率をポートフォリオ全体の20%程度から40%程度の範囲内で運用してきましたが、今後40%程度から60%程度の範囲で運用していきます。
外貨比率を高める理由は、単に1米ドル101円台に突入したから、という理由ではありません。
大きな理由は以下の3つです。
1.ポートフォリオのサイズが大きくなったから。
2.米国株を購入しても良いかなと思っているから。
3.米ドル建ての消費が増加するかもしれないから。
という理由です。
1番目の「ポートフォリオのサイズが大きくなったから」については、数年間ポートフォリオを保有した結果、ここ数年来の世界同時好景気の恩恵を受けて大きく資産が増加していますし、毎月一定額をポートフォリオに投入してきましたので、ポートフォリオ全体の絶対額が大きくなりました。
同じ10%でも、1億円のポートフォリオの10%と100万円のポートフォリオの10%では、まったく意味が違います。
1億円のポートフォリオの10%は1,000万円。100万円のポートフォリオの10%は10万円です。
単純に、外貨比率は何パーセント以内にすべきだ、などの議論は意味がなく、どの程度の(絶対額での)円資産を保有すべきかは、その人のライフプランとも密接に関わってきますので一概には言えません。
私の場合、ポートフォリオのサイズが大きくなりましたので外貨比率を引き上げても、絶対額で見れば円建て資産額は当初(数年前)と比較しても大きくなっていますし、円建て資産はポートフォリオ全体のうち、40%から60%もあれば十分である、との判断です。
次に、「米国株を購入したいから」については、現在のマーケットに対する見方 その2でも書いたように、世界中の政府系ファンド(SWF)は積極的に米国株式を購入しています。だから、という訳では有りませんが、個人的にアメリカ経済はすでにリセッション入りしているか、していなくとも、リセッション入りする事は時間の問題だと思っています。
現時点ではリセッション入りするかしないか?よりも、現在の混乱がどの程度深刻で、どの程度長引きそうなのか?についての議論の方が現実的ではないでしょうか。
過去の循環を見る限りにおいては、約1年程度で景気は回復します。
関連記事:日本経済とアメリカ経済の景気変動(景気循環)
今回、リセッション入りしたとして、1年程度で回復するのか、もっと深刻で長引くのか、の見極めは今の段階では難しいですが、いずれにしても米国株は割安だと考えます。
今のうちに米ドルを購入し、1年から1年半程度の期間をかけてドルコスト平均法で米国株式を購入していこうかな、と考えています。
購入を開始する時期はまだ決めていませんが、今年の春から夏ぐらいの間にはドルコスト平均法での購入を開始できるかな、と考えています。
また、現在の私のポートフォリオには米国株は(ほとんど)含まれていません。その理由は、「米国株式市場とサブプライムローン問題と米ドル」に書いたとおりです。
そのエントリにて、
とも書きました。
米国株が途上国(アジア地域)よりも、よほど魅力的にうつっている訳ではありませんが、米国株のポーションをいくらか持ってもいいかな・・と。
っで、3番目の「米ドル建ての消費が増加するかもしれないから」については、
現在小学校2年生(今年の9月から3年生)である息子が、高校はアメリカの高校に進学するかもしれない、ということがにわかに現実味を帯びてきました。(なんか外部環境がその方向に整いつつあります。)実際にはどうなるか本人の意向次第ですが、いざ、アメリカの高校へ進学となれば、それなりにお金が掛かります。しかも米ドルで。
ちょっと(というかかなり)気が早いとも思いますが、仮にアメリカ以外の高校へ進学しなくても、いつかはアメリカの学校に通うだろう、もし通わなくても、もう一人は子供が欲しいので、その子がアメリカの学校に通う事になるかもしれません。
ということで、米ドルのポーションを増やしておいてもいいかな、と。
最後に、1ドル101円台に突入し、100円割れも視野に入ってきたから外貨(米ドル)を保有しようと考えてないわけではありません。ただ、今の水準を円高か?と問われればよくわからない。少なくとも対米ドルに対しては円高の水準であるとは思います。
ただ、対ユーロ、対オーストラリアドルなどの水準から言えば、1米ドル101円だから、円高だよね、と結論付けるのはいかがなものか、と個人的には考えます。
次回のエントリでは、今回の「外貨比率を引き上げている」以外に, どのようにポートフォリオを変化させようとしているのか?について、エントリします。
前後のエントリ
前のエントリ: 楽天証券 - 住信STAMシリーズの取扱を開始
次のエントリ: 現在のマーケットに対する見方 その4
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