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投資戦略
何事にも戦略は必要です。ただ、難しく考える必要はありません。最低限のお金の知識・運用の知識などを持ち合わせればあとは自分がどうしたいのか?ということだけです。 |
現在のマーケットに対する見方 その1
投資関係のブログでは、日経ヴェリスタの分散が効かない、流動性の同じ「カゴ」という記事について、いろいろ議論されているようです。
記事の真意は別にして、私の現在のマーケットに対する見方を(乱暴に)説明すると、
1.サブプライム問題を引き金に信用収縮が起こった。
→ お金のまわりが悪くなった。
2.ファンドを含めた各金融機関の資金繰りが悪化。
→ 適時、マーケットから資金調達をすることが困難になった。
3.資金繰りを改善するために、保有資産を売却してキャッシュを確保したい。
→ 言葉を変えて言えば、保有資産の流動性を高めたい。
→ と同時にバランスシートも痛んでくるために、自己資本比率を高める必要あり。
4.ってことで、保有資産を売却して流動性を確保しようとした。
→ 一部の金融機関は増資も実行。
5.とりあえず、手っ取り早く現金化できる有価証券(株式、債権など)を売りまくった。
→ この時点での売却では、割安だとか割高だとか言ってられない。
→ とにかく、流動性を確保する事が命題。
6.有価証券を売りまくっただけでは追いつかない。
→ 十分な流動性が確保できない
7.次に有価証券に比べて流動性の低い(現金化に時間が掛かる)不動産の売却も始めた。
このような状況になると、もはや割安だとか割高だとか、そんな理屈どおりに行動している場合ではなくて、現実にあわせた行動をするしかない。(黒字であってもキャッシュが回らなければ破綻します。)結果、マーケットが効率的に動かないために、資産間の(過去の)相関通りにマーケットは動かないし、だから分散効果もいまいち働かない。
このような状況を以ってして、分散効果は働かない(意味がない)と言ってしまうのはかなり乱暴な議論だとは思いますが(ヴェリスタの記事がそう言っているかどうかはわかりませんが)、少なくとも今のマーケットにおいては(短期的には)分散効果は働かない(もしくは働きづらい)と思います。
日経ヴェリスタの記事をきっかけに、自分の現在のマーケットの状況に対する見方をつらつらと書きましたが、この先は、分散効果が働くのか否か?ということを議論する事がポイントではなくて、
1.上記マーケットに対する把握が正しくできているのか?
についての検証と、
2.上記見方がそれなりに間違っていないとした場合、個人投資家としてどのような投資行動を行うべきか?
を考える事に意味があると考えます。
個人的には、上記見方は概ね間違ってないと思い込んでおりますので(笑)、「2」を考えていく事になります。
次回、「2」について個人的にどのように考えているのかエントリしたいと思います。
前後のエントリ
前のエントリ: 世界株式市場の月間騰落率 - 2008年02月度
次のエントリ: 現在のマーケットに対する見方 その2
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