→ このWEBサイトをお気に入りに追加する
→ クリックで救える命がある。(是非ご協力下さい m(_ _)m )
→ Save the Children JAPAN(オンライン寄付)
→ 日本赤十字社(東日本大震災:義援金) ※義援金の全額が寄付されます。
→ 今すぐ始める、話題のクラウド「Dropbox」はこちら
ローン(借入)
ローン・・・借金・・・、(特に)日本人にはあまり良い響きはありませんが・・・。それでも、借金で幸せは買うことはできると思います。住宅ローンもその内のひとつですよね? |
リバースモーゲージ - 担保割れリスク
リバースモーゲージの3大リスク、担保割れリスク、金利リスク、長生きリスクのうちここでは担保割れリスクについて説明します。
担保割れリスクとは、読んで字の如く担保物件が当初の評価額を下回ってしまうリスクです。
例えば、担保物件として評価額4,000万円の不動産を差入れ、融資期間が10年間のリバースモーゲージ契約を締結したとします。
担保物件の掛け目が80%であれば、融資限度額は3,200万円(=4,000万×0.8)となり、この例の場合には融資機関が10年ですから、毎月約26万7,000円の融資が受けられます。
ここまでは何ら問題ありません。通常のリバースモーゲージ契約です。
担保割れリスクは、リバースモーゲージ契約締結後に起こり得ます。
リバースモーゲージ契約締結から5年後に担保物件の評価替えがあったとします。
評価替え時点においても、担保物件評価額が契約締結時と同じように4,000万円以上の評価額があればなんら問題ありませんが、例えば3,5000万円の評価となった場合(契約締結時より評価額が下がった場合)には、担保掛け目が80%ですから、融資限度額は2,800万円となってしまいます。
さらに、契約締結時より毎月約26万7,000円を5年間にわたって融資を受けていますのでその金額(約1,600万円)を融資限度額から控除しますので、残期間(残り5年間)での融資限度額は、1,200万円(=2,800万-1,600万)となり、月々の融資額は20万円に減額されてしまいます。
これが、担保割れリスクです。
リバースモーゲージの発達している米国では、このような担保割れリスクを軽減するような保険商品が充実していますが、日本ではそのような保険商品は存在しません(多分)。
故に、リバースモーゲージ契約締結当初の融資額(上の例では26万7,000円/月)のうち、いくらかは担保割れリスクにそなえて貯蓄する、または、そもそもの担保掛け目を50%など低めに設定する、などの措置が考えられます。
インフレ時には、担保割れリスクも小さいと思いますが、デフレ時には特に注意が必要です。
前後のエントリ
前のエントリ: A Happy New Year 2007
次のエントリ: HSBC - 定期預金( Time Deposit )のステートメント
関連エントリー:( 6個 )
07/04/24
【ローン】
琉球銀行 - 沖縄移住者向け住宅ローン(セカン...
07/01/31
【ローン】
リバースモーゲージの利用要件と融資形態
07/01/30
【ローン】
リバースモーゲージとは?
07/01/29
【ローン】
リバースモーゲージ - 長生きリスク
07/01/26
【ローン】
リバースモーゲージ - 金利リスク
06/09/12
【ローン】
東京スター銀行 - 沖縄移住者向け住宅ローン(...
このエントリと同じカテゴリ記事一覧( ローン )
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
記事カテゴリ:
移住計画
|
家計管理
|
投資戦略
|
リスク管理
|
海外口座開設
|
ATM
|
ネットバンキング
|
海外送金
|
外国為替
|
普通預金/定期預金
|
インデックス
|
ファンド
|
株式
|
債券
|
ローン
|
雑記
|