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債券
非常に地味な金融商品でありますが、その仕組みはなかなかどうして、金融工学チックで知的なにおいがプンプンします。(オイラだけ?) |
債券の利回り その1(日本の債券市場:単利利回り)
債券の利回りにはいろいろな種類があります。日本の債券市場では期間が1年を越える割引債を除いて、単利利回りが使われます。海外の債券市場では、複利利回りが基本となります。
ここでは、主な単利利回りの種類と計算方法を説明します。
直接利回り
直接利回りは、利息収入(インカムゲイン)のみを考慮した利回りで「直利(ちょくり)」ともいいます。直接利回りは、毎年の利息収入が投資元本(債券の購入価格)に対して何パーセントになるかを見るものです。
直接利回り(%)は、「年利率÷購入価格×100」で計算します。
たとえば、額面100円で利率5.00%の債券を90円で購入した場合の直接利回りは、「5÷90×100」で5.56%となります。
単利最終利回り・所有期間利回り・応募者利回り
単利最終利回りは、利息収入(インカムゲイン)と償還時の償還差損益を考慮した利回りです。単利最終利回りは、債券を購入した日から償還日まで保有し続けた場合に、その期間中に受け取る全ての利息(クーポン)と償還時の差損益の合計が、投資元本(債券の購入価格)に対して何パーセントになるかを見るものです。
単利最終利回りは、「((年利率+(額面-購入価格)÷残存期間)÷購入価格)×100」で計算します。
たとえば、額面100円で利率5.00%、残存期間10年の債券を90円で購入した場合の単利最終利回りは「((5+(100-90)÷10)÷90)×100」で、6.67%となります。
計算式で書くとややこしく見えますが考え方は単純で、1年あたりの利息収入(インカムゲイン)と1年あたりの償還差損益の合計を、投資元本(債券の購入価格)で割ったものです。
「所有期間利回り」も「応募者利回り」も考え方は単利最終利回りとまったく同じで、債券の所有期間が違うだけです。
単利最終利回り・・・購入日から償還日まで。
所有期間利回り・・・購入日から売却日まで。
応募者利回り・・・発行日から償還日まで。
所有期間利回りは、「額面」を「売却価格」に、「残存期間」を「所有期間」に置き換えれば、上記単利最終利回りの公式で計算することができます。
また、応募者利回りの場合にも、上記単利最終利回りの公式の、「購入価格」を「発行価格」に、「残存期間」を「期間」に置き換えれば計算することができます。
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