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リスク管理
勢いだけで物事は解決できません。マーケットから退場になる事態(損失で投資資金を失う)は、最低限避けなければいけません。石橋を叩きながら大胆にマーケットとお付き合いしてみませう。 |
リスクからは逃れられない??
リスクをまったくとらないことは可能なのでしょうか?
リスクをまったくとらないこと(100%リスクフリーな状況)は不可能です。認識していようがいなかろうが全ての人はなんらかのリスクをとっています。
例えば、堅実なAさんは銀行預金にしか興味がありません。コツコツと毎月積立預金をし一年ごとに定期預金に振り替えています。為替リスクも取りたくないので預金は全て日本円です。最近はやりの外貨預金にも見向きもしません。
そんなAさんはリスクは一切とっていないのでしょうか?
答えは No です。
それでは一体どんなリスクをとっているのでしょうか?
Aさんがとっているリスクはいろいろありますが、まずインフレリスクを負っています。
インフレリスクとはお金の価値が下がってしまうことです。
預金金利で1.5%ついたとしても、インフレ率が2.0%であればお金の実質的価値はマイナス0.5%になってしまいます。
また、Aさんは信用リスクもとっています。預金とは、銀行の信用リスクをとって銀行にお金を貸すことです。銀行が破綻することがあったら預金は戻ってきません。1,000万円の元本とその利息は国が保証してくれますが、それ以上は戻ってこない可能性(つまりリスク)をとっています。
じゃあひとつの銀行には1,000万円以上預けなければいいとのつっこみがありそうですが、確かにそうすれば銀行の破綻リスクからは逃れられますが、それを保証している日本国が破綻したらどうなってしまうのでしょうか?もちろん1,000万円すら保証してくれないでしょう。
現実的には日本国が破綻することはありえないと考えていますし、実際に破綻もしないでしょう。ただ、その可能性が0.01%だとしても、そのリスクがあることは頭の片隅に入れておく必要があると思います。もちろん、一時期ブームになった国家破綻本の内容には多々疑問があり、だから海外投資をしなければいけない、などの発想はいささか問題があるとは思いますが。。。
いずれにしてもAさんは完全にリスクフリーではないということは明白です。自分の抱えているリスクを理解しそれをコントロールする必要性から逃れることはできません。
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